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スマホがリモコン代わりに

Muse i-イージーフィット

こちら ↑↑↑ でご紹介しました超小型フルデジタル補聴器は、本体(ケース)が小さい為に、ボタンなどは何も付いていません。もう少し大きいタイプ(カナル型)では、ボリュームの上げ下げや補聴器のモード切替の為のボタンが付いており、その場の状況に合わせて音を調節できる様になっています。ここで、カナル型の補聴器についているボタンの例をご紹介します。

参考:ボタンの例 : oticon G-100 の場合

ボタンの作用は設定次第ですが、一般的には
「右耳のボタンを押す度に音量が上がり、左耳のボタンを押す度に音量が下がる」
「右耳のボタンを長押しする度にモード1~4が時計周りに切り替わり、左耳のボタンを長押しする度にモード1~4が反時計周りに切り替わる」
という具合に使われます。

補聴器を使い始めの頃はあまり必要とされないこのボタンですが、補聴器に慣れてくるに従ってその便利さに気が付いて使い始める方もいらっしゃいます。

4種類のモードをセットした場合の例
モード1:標準  電源オン時の音量と音質
モード2:+4  音量が標準+4dBにセットされている
モード3:野外  低い音の利得(増幅度)を下げる
モード4:室内  高い音の小さな入力音の利得(増幅度)を下げる

こうした切り替えを更に簡単に出来るようにリモコンを使う補聴器もあります。大抵そのメーかー専用のリモコンが別売で用意されています。

左の写真は oticon 社製 G-100 補聴器専用のリモコンです。Bluetoothで補聴器とペアリングさせて使います。
「+」で左右同時に音量アップ、「-」で左右同時に音量ダウンします。

一番下の「・」ボタンはモード切替えで、押す度に時計回りにモードが切り替わります。


Muse イージーフィオットには専用リモコンはありませんが、スマホに専用アプリ「T2リモート」をインストールしてリモコン代わりに使うことが出来ます。AndroidはGoogle Play 、iphoneはApp Store から無料でダウンロード出来ます。

アプリ「T2リモート」のスクリーンショットです。
使い方はいたって簡単で、矢印の方向にスワイプする事で音量を上げ下げ、またはモード切替を行います。注意点としては、MuseイージーフィットはBluetooth通信非対応の為、「T2リモート」とはアプリが発生させるスマホの音で通信する仕組みになっています。その為スワイプしたらスマホを通話時の様に耳にあてて、スピーカーから出る電子音を補聴器に伝える必要があります。補聴器側からは応答の電子音が帰ってきて、ユーザーの指示した動作が実行されます。これも初めは面倒に感じますが、2~3回やって慣れてしまえばどうもありません。

以上がMuseイージーフィットの「T2リモート」の説明ですがお分かり頂けましたでしょうか?
慣れれば簡単便利な機能ですが、やはり専用リモコンの使い勝手の良さには遠く及びません。Bluetooth通信機能を搭載した補聴器はリモコンに限らず便利な機能が次々と追加されています。アクティブな補聴器ライフをお望みの方にはBluetooth通信搭載の補聴器をお勧めします。

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