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Basic Knowledge

聞こえと補聴器の基本的な知識

感音難聴の特徴

難聴というと音が小さく聞こえる症状の事だと思われがちです。間違いではありませんが、それは鼓膜が破れた場合などの例で、加齢と共に進行する感音難聴の場合は全く違う症状が現れます。
感音難聴の場合は小さな音は聞き取れませんが、大きな音は割れて聞こえてしまう(うるさく聞こえる)様になります。快適に聞こえる音の大きさの範囲がかなり狭まっているという事です。この度合いは各人によってさまざまで、その方にとって小さ過ぎもせず又、大き過ぎもしない範囲に音の周波数帯別に圧縮して出力する必要があります。現代ではこの作業はコンピューターで精密に行われます。