
SIEMENS補聴器を継承するブランド signia
signia はシバントス社の補聴器ブランドです。シバントス社は元々ドイツのSIEMENS社の補聴器部門が分社化で独立して設立された会社です。現在は更にデンマークの補聴器メーカー「ワイデックス」と合併し、「WS Audiology社」となっています。少しややこしいですが、signia補聴器はSIEMENS補聴器と音質調整などに使われるケーブルなどが共通だったりするのも、こうした事情からと思われます。
RIC 型補聴器 (Receiver In Canal)

その名が示す通り、音声出力部(レシーバー)が外耳道の中にある補聴器です。従来は補聴器本体内で作られた音声が、チューブ・耳栓を通して鼓膜へと届けられる仕組みでした。これに対し、RIC型補聴器では耳栓とレシーバーが一体化しており、外耳道の中で音声を発生させて鼓膜へ送り出します。従来の方式では、音声がチューブを通過する過程でどうしても元帥や遅延が発生していましたが、RIC型ではよりダイレクトに鼓膜へ音声を伝える事が出来ます。

RIC型では耳にかかる部分はチューブではなく、「細い電線」になっていますので、非常に目立ちにくくなっています。また、メガネを装用させる場合でも「つる」の部分との干渉が少なく邪魔になりません。音を発生させるレシーバーを本体と分離させた事で、本体も小型化されており、更に目立ちにくくなっています。
signia Pure Charge&Go X

signia のRIC型充電式補聴器です。従来の耳掛け型に比べ非常に小型化されています。性能・機能も大幅に高性能化されています。
Bluetooth接続機能搭載。新型のSignia Xperience シリーズチップにより周囲の環境とあなたの動きを常に把握して最適な音に自動調性されます。音楽や通話、テレビ音声のストリーミングも可能です。また、充電容量は20%増加されており、これらの機能を安定動作させる大電力を供給します。

Pure Charge&Go X 充電器
左の写真の通り、ワイヤー(指で挟んでいる電線の部分)部分は非常に細く、目立ちません。本体もかなり小型です。充電器のくぼみに補聴器を置くだけで充電されますので、どなたでも簡単に充電出来ます。この充電機能のお蔭で、直径7ミリの電池を交換する手間が無くなります。
3~4時間の充電で21~26時間使用出来ます。また、30分間の充電でも急速充電されて6~7時間の仕様が可能です。補聴器のバッテリーが減っていなくても、毎日充電します。バッテリーの寿命への影響はありません。

RIC型補聴器の利点として、レシーバーの変更だけで様々な難聴の程度に対応できる点です。

S:ごく軽度の難聴に対応
M:軽度~中度難聴に幅広く対応
P:高度~重度難聴用(ハイパワー)
本体は小さいままで、レシーバーの大きさが若干大型化することで、ほとんどすべての難聴の程度をカバーできます。

Pure Charge&Go X (価格には充電器1台を含みます)
両耳価格()内は片耳価格
7X ¥1,06,4000 (¥554,000)
5X ¥764,000 (¥404,000)
3X ¥544,000 (¥294,000)
2X ¥444,000 (¥244,000)
1X ¥344,000 (¥194,000)
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